GoogleトレンドでSEO対策を考える 〜ゴーヤレシピ編〜
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Googleトレンド(Google trends)活用していますか?
キーワードを検索し、そのキーワードがどれだけ検索されているか調べることができます。
Googleトレンド
検索数は絶対値ではなく、最も検索された時期を100とした相対数が表示されます。
相対数の推移により、世の中におけるキーワードへの関心度の推移を確認することができます。
今回は「ゴーヤ レシピ」を調べてみた
今回調べたキーワードは「ゴーヤ レシピ」です。
期間は過去5年間で設定しています。
ゴーヤが旬である時期、8月辺りに山ができています。
スーパーにゴーヤが並んだり、メディアでゴーヤが紹介されることが増えるのだろうと推測します。
また、過去5年で山の高さが伸びていることが確認できます。
段々とゴーヤを食べる機会、ゴーヤへの関心が高まっているようです。
ゴーヤの記事を作成、リライトするなら7月頃がオススメ
前述のグラフから、7月に記事を作成、リライトしておくと、8月前後で記事へのアクセスが増えることが期待できます。
例えばレシピ系サイトなどは、大手などの記事より分かりやすい構成にすると、上位表示されているページから直帰してきたユーザーを狙えるかもしれません。
また健康系のポータルサイトなども、ゴーヤにまつわる特集ページを作成することで検索ユーザーの流入を期待できそうです。
よく検索されている関連キーワードは「チャンプル」地域は九州
「ゴーヤ レシピ」に関連するキーワードとして「チャンプル」が上位でした。
ゴーヤレシピ=チャンプルというのが強く認識されているようです。
一方で、3位にあるように「レシピ」とだけでも検索されています。
チャンプル以外のレシピのニーズも一定数あるかと考えられます。
検索された地域の上位5位のうち、4県が九州でした。
これは温暖な地域でゴーヤがよく育ち、出荷されているということでしょうか。
その背景も把握できると、マーケティングに活用できそうな気がします。
「ゴーヤ」と「ゴーヤー」で判明する意外な事実
ゴーヤの最たる名産地である沖縄県。
沖縄ではゴーヤのことを「ゴーヤー」と、語尾を伸ばして読み書きします。
「ゴーヤー レシピ」で検索した結果が下図です。
「ゴーヤ」と語尾を伸ばさない方が圧勝です。
これはレシピでなくとも同じ結果になりました。
母数の差も影響してくるかもしれませんが、沖縄県民が「ゴーヤー」「ゴーヤーチャンプルー」で検索する量がかなり少ないことが判明しました。
レシピについては恐らく、検索しなくとも代々家に伝わるレシピで十分ということでしょうか。
沖縄県民向けのゴーヤーレシピは、伸びが期待できないようです。
結果
「ゴーヤチャンプルのレシピ」は毎年8月前後に多く検索されます。
また、九州勢の検索が多く、沖縄県民向けにゴーヤーのレシピを書いてもあまり読まれないことが分かりました。